- 眉アートメイクを完全に消したい場合はクリニックで施術を受ける必要がある
- 除去できるが肌への負担が大きく、入れる時以上に費用がかかる
- 眉アートメイクに失敗しない(消さなくて済む)のが一番
- 失敗しないためにはクリニック選びが重要
一度施術すると自然に消えることのないアートメイク。
眉アートメイクを施した後「理想の眉にならなかった」「デザインを変えたい」など、後悔する人もいますよね。完全に消したい場合は、クリニックで除去の施術を受ける必要があります。
アートメイクを除去することはできますが、入れる時以上の費用がかかります。また、肌への負担もあります。
ここでは眉アートメイクを除去する方法だけではなく、そもそも消さなくても済むように“アートメイクで失敗しない方法”についても解説します。
眉アートメイクで失敗したくないという人はもちろん、やむを得ず消したくなった場合は、当記事の内容を参考にしてくださいね。
目次
眉アートメイクを除去する方法
自然に消えることのない眉アートメイクは、レーザー治療で消すのが一般的です。
その他に切除手術・タトゥー除去クリーム・除去液を使用する方法があります。
レーザー等で消えない場合の最終手段として、肌色の色素を入れる手法もあるので、順番に解説します。
レーザー治療
眉アートメイクを除去する方法で一般的なのがレーザー治療です。肌へのダメージが少ないことが選ばれる理由です。
眉アートメイクは色によってレーザーで除去できない場合もあります。グレーや青みがかった色はレーザーで除去できますが、赤みのある色はレーザーでの除去に時間がかかります。
切除手術
レーザー治療の次に肌ダメージが少ないのが切除手術です。全体を切除するだけではなく、気になる箇所だけ切除してもらうことも可能。
レーザー治療のように回数を重ねなくても済むのがメリットです。また、眉アートメイクを除去する際に、まぶたのたるみも同時に取り除くことができるため、まぶたのリフトアップにも効果的です。
タトゥー除去クリーム
シミ取りクリームと同じ原理で眉アートメイクを除去できるのが、タトゥー除去クリームです。
コスパがいいのが最大のメリットですが、色素が消えるまでに時間がかかるのがデメリットです。
完全に消えるまでに半年~1年程度かかるため、すぐに消したい人には不向きです。
また、人によっては全く消えなかったり、アレルギー反応が出ることもあるため注意が必要です。
除去液
レーザー治療では黒や青系の色素の除去が可能ですが、赤系の色素を除去することができません。赤系の色素は除去液を使用することで取り除くことができます。
アートメイクの施術と同じように専用の針で皮膚に傷を入れ、傷口に除去液を入れていきます。
ただし、アートメイクの色素と違い、肌へのダメージが大きいため、拒否反応を起こす危険性も。肌が弱い人にはあまりおすすめできない方法です。
肌色の色素を注入して隠す
アートメイクの上から肌色と同じ色素を入れて隠す方法もあります。ただし、肌色の色素を一度入れると、レーザー治療で消すことができなくなります。
もともと入れたアートメイクの色素がレーザー治療や除去手術で消せない場合に限っての最終手法だと考えましょう。
眉アートメイク除去の豆知識
眉アートメイクの除去に関して、知っておいた方がいい豆知識をご紹介します。
どれくらい痛みがあるのか?除去した後、どれくらいの期間あけて次のアートメイクができるのか?など、気になることをまとめてみました。
痛みの感じ方には個人差がある
アートメイクの施術と同じく、痛みの感じ方には個人差があります。
アートメイクを入れる時と同様に、除去でも麻酔クリームを使用できるため、痛みが心配な人は相談してみましょう。
必ずしもキレイに消えるとは限らない
レーザー治療を行ったからといって、必ずしも全てキレイに消えるとは限りません。
特に赤みがかった色は消えづらく、レーザーでは消えないことも。
万が一除去するときのことを考えて、施術した時期や使用した色素などの情報を控えておきましょう。
完全に消えるまでにかかる時間
眉アートメイクが完全に消えるまでの時間には個人差があります。一般的にはレーザー治療を数回行うことで、少しずつ色素を消していきます。
2~3回施術することを考えると、約2~3ヶ月かかります。アートメイクがどれくらい残っているかによっても、消えるまでの期間は変わります。
施術した後、除去できるタイミング
眉アートメイクの施術をした直後に除去するのは、肌への負担が大きくなるためおすすめできません。
せめて傷が治った状態でなければ、再びレーザー治療することはできません。傷口が癒えることを考えて、施術から1ヶ月程度は間隔を開けた方がよいでしょう。
腫れや赤みが出る場合もある
施術後に腫れや赤みなどの症状が出ることも。レーザー治療も切除手術も、肌へのダメージが大きいため、施術後のケアが重要です。
紫外線を避けて、処方されたクリームを使って保湿するなど、ケアを怠らないようにしましょう。
除去した後、次にアートメイクできるまでの期間
アートメイクを除去した直後にアートメイクを施術することはできません。ただし、施術箇所の肌状態が落ち着いたら再びアートメイクすることは可能です。
除去から最低でも3ヶ月あけるのが理想ですが、除去の回数が多いと肌が硬くなり色素が入りづらい場合もあるので注意が必要です。
眉アートメイクを除去する際の注意点
眉アートメイクを除去する際の注意点をまとめてみました。
レーザー治療や切除手術で傷跡が残ってしまうことも。また、眉毛が生えてこなくなるトラブルも考えられます。
肌色の色素を入れた場合は、レーザー治療で取り除くことができないため注意してください。
眉毛が生えてこない可能性がある
レーザー治療でアートメイクを除去する際に、毛根のメラニン色素にレーザーが反応し、毛が生えてこなくなるリスクがあります。
そのようなトラブルが起きないように、信頼できるクリニックで施術を受けるようにしましょう。
傷跡が残る可能性がある
アートメイクの色素が完全に消えるまで、数回施術を繰り返すことになります。
治療の仕方によっては肌に凹凸が残ることも。また、切除手術の際に傷が残るリスクもあります。
肌色の色素は今後も消えることはない
レーザー治療で眉アートメイクが消えない場合に、肌色の色素を入れて消す方法があります。
ただし、肌色の色素は一度入れてしまうとレーザーで消すことができません。除去するためには切除手術や除去液を使用する必要があります。
失敗しないクリニックを選ぶ
アートメイクを除去したくなるのは、デザインが希望と違っていた場合やデザインを変更したくなった時です。
アートメイクは先述した方法で除去することはできますが、いずれも肌への負担がかかるため、積極的におすすめできるものではありません。場合によっては肌トラブルが起きる危険性も。
一度、眉アートメイクを施したら自然と消えるのを待つのが一番。アートメイクで失敗しないためにはクリニック選びが重要です。
希望のデザインをしっかりヒアリングして、自眉毛に合ったデザインを提案してくれるクリニックを選びましょう。
気になるクリニックがあれば、カウンセリングに足を運んでみてください。
口コミを参考にするのも良いですが、実際に対面でカウンセリングを受けることで、自分に合ったクリニックが見つかることも多いですよ。
信頼できるおすすめの眉アートメイククリニックを以下のページでご紹介しています。いずれも無料カウンセリングがあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
※アートメイクでよくある失敗例と対策・注意点については以下にまとめています。
眉アートメイクの除去方法と注意点のまとめ
眉アートメイクの除去方法には、以下の方法があります。
- レーザー治療
- 切除手術
- タトゥー除去クリーム
- 除去液
- 肌色の色素を入れる
肌への負担が一番少ないのはレーザー治療ですが、アートメイクを入れる時よりも費用がかかります。
レーザーや切除手術で消えない場合の最終手段として、肌色の色素を入れる方法もあります。ただし、一度肌色を入れてしまうとレーザーでは消すことができないため注意が必要です。
「眉アートメイクを消したい」と思わなくて済むように、理想の眉に仕上げてくれる技術力の高いクリニックを見つけることが大切です。