- デザインの失敗
- ダウンタイム中の失敗
- 知識不足による失敗
眉アートメイクしたいけど、もし失敗したらどうしよう?と心配で踏み切れない人もいるかもしれません。
日々のメイクが楽になる・メイク直しが不要・すっぴんでも出かけられるなど、アートメイクにはメリットが多いのですが、万が一のリスクもあります。
当記事では眉アートメイクで考えられる失敗例について紹介します。
初めての眉アートメイクのリスクを軽減するためにも、実際にある数々の失敗例と解決策を参考にしてみてください。
目次
眉アートメイクの失敗
眉アートメイクで重要なのはデザインです。
理想のデザインでも自分に似合っていなければNG。また、希望するデザインを持ち込んだのに全く違う形や色になったというケースもあります。
デザインの失敗
ここからはデザイン面での失敗例について、順番にみていきましょう。
左右非対称
メイクの失敗でも考えられるのが左右非対称になってしまうこと。アートメイクでも同じような失敗があります。
顔の形は表情によっても変わるため、あらゆる場合を想定して細かくデザイン設計する必要があります。
さまざまな表情を考慮したうえで、自分に合ったデザインを考えてもらえるクリニックが理想です。
希望したデザインと違う
希望するデザインの画像を持参したのに、それとは違う形になってしまうこともあります。
具体的には太くなりすぎた・眉尻が長くなりすぎた・眉尻が上がりすぎたといった事例です。
また、希望するデザイン通りに施術してもらったのに、自分には似合わなかったといった声も。
持ち込んだ画像と同じデザインでも似合う・似合わないがあります。
色が濃すぎる
眉アートメイクは施術後、ダウンタイムで色が濃く見えますが、徐々に色素が肌に馴染んで自然な濃さで定着します。
施術直後とダウンタイム後の色の変化を見越して施術しますが、色が濃いまま定着してしまうリスクもあります。
毛を1本ずつ描く4Dなら、海苔を貼り付けたような濃い眉にならず自然な眉に仕上がりますよ。
※アートメイクの施術方法については以下を参考にしてください。
変色する
アートメイクは時間の経過により変色することもあります。
アフターケアや使用している色素にもよりますが、施術後1年ほどで変色してしまうケースが多いです。
黒は青みがかった色になり、茶色は赤や黄色を帯びた色に変化します。
変色が気になる場合はリタッチで色を修正することが可能。リタッチの料金も明確にしているクリニックが安心ですね。
ダウンタイムにおける失敗
眉アートメイクは針を使って体に色素を入れるため、不安に感じる方も多いかもしれません。
敏感肌の人はもちろん、そうでない人でも施術後の肌トラブルに悩まされるケースも。
ここからはダウンタイムにおける失敗例をみていきましょう。
傷跡が残った
眉アートメイクは針を使って皮膚に色素を入れるため、傷跡が残ってしまう場合もあります。
施術直後は色が入っているため目立ちませんが、時間が経過して色素が落ちていくと傷が目立つことも。
凹んでいるように見えたり腫れたり、体質によってはケロイドになったり、傷跡の様子は人それぞれです。
メイクで隠せることもありますが、気になればクリニックに相談してみましょう。
強い痛みが続いた
施術の際には麻酔を使用できるため、痛みを心配する必要はありません。
ただし、針を使用して皮膚に傷をつけるため、傷が深い場合は施術後に強い痛みが続く可能性もあります。
施術者のスキルが問われる部分でもあるため、信頼できるクリニックで施術を受けるようにしましょう。
また、ダウンタイム中は施術箇所を刺激しないよう安静に過ごし、色素が定着するのを待ちましょう。
長く腫れが続いた
施術後に炎症を起こし、腫れることがあります。
時間の経過とともに腫れは治まりますが、傷口から雑菌が入ることで化膿するケースもあるので注意が必要です。
肌荒れした
顔は全身の中でもデリケートな部位なので、施術後に肌荒れしてしまう可能性もあり。
針で皮膚に色素を入れる際に肌を傷つけることになるため、かさぶたができる場合もあります。
気になって触ってしまうと、せっかく入れた色素も剥がれてしまうことも。
肌状態が悪いときに施術を受けると肌トラブルが起こりやすくなるため注意が必要です。
知識不足による失敗
アートメイクに関する知識不足が原因で失敗するケースもあります。
知識があれば失敗した!と思わなくて済む場合も。
アートメイクの施術を受ける前に、基本的なことはリサーチしておきましょう。
施術回数が予定より多かった
眉アートメイクは2~3回の施術を受けてやっと色素が定着します。
1回で終わると思っていたのに、想定外に通う回数が多くなり、料金が高くついたと感じることも。
クリニックによっては2回セットの料金を提示しているところや、2回目以降の料金が割安になっているところもあります。
アフターケアがなかった
眉アートメイクの施術後は肌が敏感になりがち。かさぶたができたり、乾燥による痒みが出る場合もあります。
アフターケアがない場合は、肌トラブルが起きないよう自分でケアしなくてはいけません。
施術後のダウンタイム中の注意点について、あらかじめクリニックのカウンセリングで聞いておくと安心です。
持続期間が短かった(長かった)
眉アートメイクは時間の経過とともに色が薄くなっていきます。
ただし、色もちには個人差があるため、想定より持続期間が短かった・長かったと感じることも。
一般的には2~3年持続しますが、中には1年も経たないうちに薄くなってしまうこともあります。
全体的に薄くなるとも限らず、色がまだらになってしまうこともあります。
あまりに色落ちが早い場合は施術したクリニックに相談してみましょう。
眉アートメイクで失敗しないために
腕のあるクリニックで施術を受けても、体質によっては眉アートメイクで失敗してしまう可能性はあります。
眉アートメイクで失敗を防ぐために注意すべき点を紹介します。
基本的な知識を身につけたうえで クリニックを選んでくださいね。
アートメイクに必要な資格
アートメイクの施術は医療行為とみなされます。
そのため施術するには医師もしくは看護師の資格をもつ人が医療機関で施術を行うことが義務付けられています。
美容サロンでアートメイクの施術を行っているところもありますが、有資格者のいないサロンでの施術は違法となります。
料金が安いことを理由に美容サロンを選ぶ人もいますが、失敗のリスクが高まります。
万が一の肌トラブルの際にも適切なアフターケアが期待できません。
カウンセリングで悩みや疑問点を解消する
施術前のカウンセリングで、悩みや疑問点を全て解決しておきましょう。
料金は表示されている以外にも、麻酔代や初期費用がかかる場合もあるので確認しておくことをおすすめします。
また、施術後に肌トラブルになった場合の対処法や、費用がかかるのかどうかも知っておくと安心です。
アレルギー体質の人は色素に含まれている成分によってアレルギー反応が起きてしまう場合も。
デザインの基本は黄金比
眉アートメイクに関心はあるけど、どのようなデザインが自分に合っているのかわからないという人も多いでしょう。
デザインの基本は黄金比です。
好みのデザインがあるかもしれませんが、それが自分に合うかどうかは別問題です。
カウンセリングでは、黄金比をもとにデザインを決めて欲しい旨を伝えておきましょう。
※眉アートメイクのデザインの種類と決め方については以下にまとめています。
希望のデザインを伝える
デザインの基本は黄金比ですが、希望するデザインがあれば画像などを持ち込みしましょう。
太さや長さ、色の好みを伝えたうえで黄金比にもとづいてデザインを決めるのが理想です。
希望のデザイン通りにすると、自分の顔に似合わない場合もあります。
腕のある施術者なら、うまく調整して できるだけ好みのデザインに近い状態に仕上げてくれますよ。
ダウンタイム中は安静に過ごす
施術後のダウンタイム期間は1週間。できるだけ施術箇所に刺激を与えず、安静に過ごしましょう。
気になって施術箇所を触ってしまうとかさぶたと一緒に色素が落ちるなど、トラブルにもなり兼ねません。
痒みが出る場合もあるかもしれませんが、施術箇所を過度に触らないようにしましょう。
※ダウンタイム中の過ごし方と注意点については以下を参考にしてください。
失敗したアートメイクの除去
自然と消えるのを待つとなると、2~3年はかかるアートメイク。
眉アートメイクは除去することもできますが、入れる時以上に費用がかかります。また肌へのダメージもあるため、安易に除去することはおすすめしません。
失敗しないためにも、当記事で紹介した事例と対策を知っておくと安心ですよ。
※眉アートメイクの除去方法と注意点については以下にまとめています。
眉アートメイクでよくある失敗例と対策まとめ
眉アートメイクで考えられる失敗の事例と対策について具体的に紹介しました。
あらかじめ基本的な知識を備えておけば、万が一のときに適切に対処することができますよ。
デメリットよりもメリットの多い眉アートメイク。ぜひ、前向きにチャレンジしてみてくださいね。