大会レポ

2回目のウルトラマラソン!えびすだいこく100kmマラソン2022完走ブログ♪

2回目のウルトラマラソン「えびすだいこく100kmマラソン」を無事に完走しました\(^o^)/

タイムは12時間14分43秒。

「とにかく楽しみながら走る」これが今回の目標でした。

タイムを狙っていなかっただけに、ビックリだったのは6位入賞できたこと

どの大会もそうですが、女性は参加者が少なく入賞しやすい傾向にありますねo(・∇・o)(o・∇・)o ラッキー

今大会も出走者数498名中、女性は57名でした。

初めての100kmマラソン

ウルトラマラソン自体は2回目ですが、100kmは今回が初めて。

前回、ウルトラを完走したのは2019年の「しわいマラソン88km」。

初めてのウルトラマラソン!しわいマラソン88km坂道を完走しました初めてのウルトラマラソン「しわいマラソン88km」を無事に完走することができました。 しわいとは、広島の方言で「苦しい」「つら...

その翌年以降は、サロマ湖100kmや富士五湖4LAKEなど、100km大会にいくつかエントリーしましたが、コロナ禍で中止が相次ぎ・・・

ウルトラを走る機会がなく、2年半越しの挑戦となりました。

冬にケガしてずっと調子が悪く、ロングの練習も満足にできなくて、不安を抱えての参戦となりました。

えびすだいこく100kmマラソンってどんな大会?

えびすだいこく100kmマラソンは累積標高1350m、前半に坂道が集中している なかなかの難コースです。

例年の開催日程が5月下旬。暑さも気になる時期で、トータル的にみてもハードなウルトラマラソンだといえるでしょう。

前半はアップダウンの繰り返し

スタート地点は島根半島の東端にある商売繁盛の神様「美保神社」。

ゴールは西端にある縁結びの神様「出雲大社」です。

折り返し地点がなく、ひたすら前進し続けるウルトラマラソン!

前半は日本海を一望できる景色のいいコース。ただし、起伏のあるコースでひたすらアップダウンを繰り返します

中間地点51kmの大エイドまで、フラットな箇所はほぼない!といっても過言ではありません。小刻みな坂道も多く、前半に足を酷使するコースです。

後半はフラットではありますが、日陰はなく直射日光をもろに浴びるなど、前半とはまた違ったツラさが待ち構えています。

完走率は例年70%前後、今年は49.8%

例年の完走率は70%前後。

5月末といえば気温も30℃近くに上がる日も多いですよね。

今年の大会当日の最高気温は29℃。暑さもあったせいか、完走率は49.8%だったようです。

なかなか難易度高めのウルトラマラソン。その分、完走の喜びもひとしおです。

出走者数 完走者数 完走率
男性 441人 218人 49.43%
女性 57人 30人 52.63%
合計 498人 248人 49.8%

⇒ 大会のリザルトはこちら

エイドのおもてなし

島根半島ならではのおもてなし!ということで、例年はしじみ汁など、たくさんの地元料理が振る舞われるようです。

ただ、今年はコロナ禍ということもあり、パンやおにぎり・梅干しなど個包装されたものや、フルーツはバナナのみでした。

いろんなもの食べるぞ~!と、エイドを一番楽しみにしていただけに、そこは少し残念でした(´・ω・)

でも仕方ないですね。開催されただけでも大感謝です。

エイドはコース上に5km置きに設置されていて、ドリンクは水・アクエリアス・コーラと、十分な量が用意されていました。

個人でもチームでも参加できる

個人での参加はもちろん、チームでの参加もOK!

チームの部は2~5人でタスキを繋ぎ、100km完走を目指します。1人あたりの距離配分は自由です。

チームでの参加も盛り上がっていて、なかなか楽しそうでしたよ♪

10回完走すると神様の称号が授与される

個人で10回完走すると“神様”の称号が授与され、特別に永久ゼッケン番号がもらえます。

他の人とゼッケンの色も違っていて、特別感あり!!

私も「あの人、神様だ~!」と言われたい(笑)

ただ、これから毎年完走できたとしても 10回完走する頃には 私なかなかの年齢だ(^_^;)

前日から当日の朝までの様子

さて、ここからは前日からの様子を振り返ってみます。

前日はお昼過ぎに広島から車で松江市へ移動。

出発前に、お好み焼きでカーボ(•ㅂ•)ŧ‹”ŧ‹”

前日は JR松江駅近くにあるドーミーインに宿泊しました。

翌日は1時起床予定だったのでチェックイン後は、ゆっくりホテルで過ごします。

ここ最近のレース前はビールを我慢していたのですが、この日はお構いなし!?

セブンで買ってきたおつまみをアテに普通に 早い時間から4本飲みました🍺∩(´^ヮ^`)∩🍺

タイムを狙っていなかったからか?さほど緊張感もなく翌日の準備をしたり、ゆったり開放的に過ごせました(^_^)

当日の服装と持ち物

いつも通り日焼け対策は万全!

アームカバーにタイツ・覆面・サングラス・グローブの重装備で走ります。絶対に焼けたくない!暑さより日焼け対策優先です(^_^)

シューズは大会直前に ナイキのSALEで買ったペガサス38。これが相性抜群でした♪

↓ 持ち物はこんな感じ ↓

持ち物
  • 塩熱サプリ8個
  • ハリボーグミ20個くらい(グミが好きだから♡)
  • メイタン1包
  • 芍薬甘草湯4包
  • ロキソニン2錠

エイドでしっかり食べられる自信があったので、ジェルはメイタンのみ。大好きなハリボーグミは走ってる最中に完食です。

ゆっくり準備も済ませ、いい感じにお酒も入り20時半にはコテっと就寝。アラームが鳴るまで一度も目が覚めることはありませんでした。

どこでもしっかり寝れるのは、もしかすると私の特技かもしれません。

しっかり朝ご飯

アラームが鳴る10分前に、スッキリ目覚めて朝ご飯。

セブンで買っていたおにぎり1個とサンドイッチ、しじみのお味噌汁を食べます。

あとは足攣り防止のためにオレンジジュースも。

残りのおにぎり1個は会場に着いてから( ‘༥’ )ŧ‹”ŧ‹”

スタート地点まではシャトルバスで移動

当日の朝は「松江駅前」もしくは「松江市役所前」から3時20分発のシャトルバスに乗って、スタート地点まで約40分かけて移動します。

シャトルバスの中でもずっと寝てました。どこでも寝られる私、すごい(笑)

このシャトルバスを利用するには、エントリー時に申し込みが必要です。今回はホテルから近い「松江駅前発」を選びました。

ちなみに帰りはシャトルバスが運行されず、一畑電車という私電に乗って、出雲市から松江市まで自力で帰らなくてはいけません。

後述しますが、これがなかなかハード(*´Д`)

一畑電車が停まる「松江しんじ湖温泉駅」ですが、今回泊まったホテルから1kmくらいあって、ヘロヘロの体には堪えました。

次回、えびすだいこくマラソンに参加する時には 帰りのことも考えたうえでのホテル選びが肝になりそうです。

「松江しんじ湖温泉駅」と「松江市役所」は200~300mくらいなので、その辺に宿泊するのが行きも帰りもスムーズですね。

スタート前にシューズ円陣

スタート地点の美保関文化交流会館に到着。健康チェックシートなどを提出し、受付を済ませます。(ゼッケンは事前に郵送)

今回はコロナ対策ということで、スタートがA5:10~、B5:20~、C5:30~の3ブロックに分かれていました。

私はCの5:30~スタート。時間にゆとりがあるため、残りのおにぎりを食べたりしながら のんびり過ごします。

身支度を済ませて荷物を預けます。

ここでラン友さん(2人のSさん)とのシューズ円陣も♪

あと、前々から気にかけていた憧れの女性ランナーさんも見つけて、声をかけることができました♪

出発前に美保神社の鳥居前で記念撮影。

Cブロックの私は、AとBのスタートを見守ります。

AとBが出発して、いよいよC!私の番です。後ろの方で待機。

((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪

スタートからゴールまでの振り返り

ここからはスタートからゴールまでを振り返ります。

5:30分!美保神社の鳥居からスタート!!

初めての100kmマラソンの始まりです。

思った以上のアップダウンに愕然とする前半

今回はタイムを狙わずエイドや景色を楽しみながらのラン♪

一緒に参加していたSさんとご一緒しました。訳あって途中まで(;´∀`)

スタートからしばらくは海沿いを走ります。海辺に反射する朝日がキレイね~と、最初だから余裕があります(当たり前か^^)

のんびり景色を眺めながら走る穏やかなコースも束の間!6kmくらいから山間部に入り、いきなり坂道が続きます

ここから51kmの大エイドまでは上ったり下ったり・・・ずーっと坂道。フラットな箇所がほぼありません

前半にアップダウンがあるのは知っていたけど、まさかここまでとは~( ゚д゚)

1番最初のエイドでまずは給水。水とコーラを飲みました。

一緒に走っていたSさんは「脚を温存するんだ!」と言って、早々に坂道を歩いていましたが、あまりに何度も繰り返す坂に「歩いてばかりではさすがにヤバイ!?」と気付いたようで、途中からはちゃんと走っていました(笑)

結局は全行程の坂道、ペースはゆっくりでしたが、歩くことなくほぼ走り切りました。

5kmごとに距離表示の看板があって、この看板はゴールまで全てを撮影しました。

ランウォッチがオートポーズになってる!

途中で気付いたのですが、なぜかランウォッチが「オートポーズ」の設定になってる

普段オートポーズにしている訳ではないのですが、おそらく「オートポーズになってないよね!?」と設定を確認した時に、誤って操作したものと思われます。

エイドのたびに時計が止まる!正確な記録が残せなかったのが残念です

でもゴール後に記録を見ると「どれだけエイドで休んでいたのか」明確に分かったので、これはこれで良かったのかな!?

トータル1時間15分くらいは休憩していたようです(^_^)休みすぎ!?

給水を意識しすぎてトイレが近い

山間部はひたすらアップダウンの繰り返し。足や身体は元気なのですが、だんだん坂にうんざりしてきます。

坂にうんざりしつつも、景色はサイコーにキレイです♪

いつまで続くんだろ~この坂・・・と思いながらもコツコツと、キロ6半ペースで進んでいきます。

暑さ対策のため、毎回のエイドで5~6杯の水やスポドリを飲んでいたので、早々にトイレに行きたくなります。

今思うと毎回5~6杯は飲み過ぎ!「トイレに行きたくなる=水分は十分足りている」ということなのでしょうけど。。。

何度も何度もトイレに行きたくなるので、タイムを狙ったウルトラの場合は完全にアウト~。

次戦は、少し給水について考えなくてはいけません(^_^;)

トイレに行きたいのにトイレが見つからず(後でコース図を見ると 4~5kmごとにあったようですが)

我慢して我慢して、やっと21km地点の笠浦エイドでトイレに寄ります。

ここのトイレ、建物内にあってシューズを脱いで2階に上がらなくてはいけません。タイムは気にしていないからいいのですが、脱ぐのも面倒だし これはなかなかのロスです。

トイレ休憩のついでに、おにぎりやバナナ、パンをしっかり補給します。

アップダウンは相変わらずうんざりですが、まだ序盤。足も身体も全然余裕があります。

しっかり食べて元気になって再スタート!

が、ここで同じように補給したSさんが「若干気持ち悪いかも!?」と言い始めます。

正直「えっ!こんな序盤なのに!?」ってビックリしたけど、労いの言葉をかけつつ進んでいきます。

30kmくらいになると今度はSさんが「足の裏がだるい。靴脱いでマッサージしたい!」と言い出します。

「えっ!こんな序盤なのに!?」ってまたまたビックリしつつ、労いの言葉をかけて気にせず(笑)進んでいきます。

虚弱のSさんと100km最後まで楽しく走ろう♪とスタートしたものの、本当にゴールできるかな!?と、この辺りで不安になったのを思い出します(笑)

うさぎの着ぐるみを着た女性ランナーさん(写真)。暑いのに・・・しっかり完走されていました。

海沿いのキレイな景色にも飽きてくる

山間部だけど海沿いコースだから、景色はサイコーに綺麗!ただ、ずーっと同じような景色が続くので、さすがに飽きてきます。

ちょっと違う景色が見たいけど、いつまで続くの~!?と坂道同様、景色にもうんざりしてきます(;´∀`)

この辺りで Aブロックスタートの「もう1人のSさん」からLINEが入ります。

どうやら既に大エイドに到着したらしく、ここまで快調とのこと。

記録狙いだけあって、さすがの走りです!

35km地点。Sさんがトイレに寄るも、私はだいじょうぶ~!と、またまたモグモグタイム。

このウルトラでは本当によく食べました。全てのエイドでしっかり飲食してます。

相変わらず給水は5~6杯なので、ここを出発するとすぐにトイレに行きたくなり、39km地点で再度トイレ休憩。

看板はなぜか43kmになってるけど、39km地点です。

あいにくトイレが1個しかなくて順番待ちが長く、15分くらいは休憩したでしょうか?

トイレ待ちで時間ロスしたので「一緒に走っている人がトイレの時は、私もトイレに行くべきだ」と反省!

タイムを狙っていないとはいえ、ロスが多くなりすぎると その積み重ねで完走できない危険性も出てきます。

39kmまで辿り着くと、51kmの鹿島大エイドまであと少し。大エイドにはお楽しみの「マイエイド」ビールが置いてある♪

また元気に走り出します。

10時半。この辺りから日差しも強くなってきて暑さとの戦いになります。

また、大エイドに辿り着く前に42km地点から始まる難所「島根原子力発電所裏の山越え」が待ち構えています。

それまでより長い坂道が続くのですが、淡々と走り続けます。

この区間では歩いているランナーさんもたくさんいましたが、私もSさんもゆっくりだけど ひたすら走り続けました。

ここまでずーっと坂道だったので、それなりに足は疲れていたはずですが、歩かず走り切れたのはなんでだろう?

もうこれが最後の坂だよね!?となんとなく意識にあったからかな?

とにかく早く大エイドに辿り着きたい!!その一心でした。

山越えのあとはお待ちかねの大エイド「鹿島文化ホール」

前半のアップダウンを走り切ったところでお待ちかねの大エイド「鹿島文化ホール」。

51km地点。ここではスタート前に預けた荷物を受け取ります。

保冷剤で冷やしていた(はずの)ビール。保冷剤がカチコチじゃなかったので心配だったのですが、やはり全然冷たくない・・・というかぬるい(笑)

ぬるいビールほどまずいものはない!ということで飲みませんでした( ;∀;) カナシイ

当日の朝、コンビニで大量に氷買って保冷バックに入れておく!くらいしないとダメですね。気合いが足らなかった~!

大エイドでは20分くらいでしょうか?ゆっくり休憩して、ここでもモグモグタイム。

しっかり飲んで食べます。

スタートからちょうど6時間くらい。制限時間は14時間、まだ8時間もあるから余裕です。

足も身体もまだまだ全然元気です。

ここでAブロックで先に出発したOさんに会いました。どうやら足の調子がイマイチで、一緒に走っていたTさんには先に行ってもらったとのこと。

100kmという長い道のり、途中でラン仲間に会えるとパワーがもらえますね。

エールを交わして再出発です。

Sさんの様子が急変する

大エイドを過ぎた辺りから一緒に走っていたSさんがかなりしんどそうになります。

話しかけても無反応。息づかいも荒くて変な声が出てる。

この変な声が出るの、、、私も2018年の奈良マラソンのラストで経験したことあるからものすごくわかるんです。相当しんどいな…というのが伝わってきます。

まだ半分くらい残ってるのに、果たしてゴールまで辿り着けるのでしょうか(・ω・;)

不安になりつつも、励ましながら前に進みます。

幸い私はまだまだ元気。少しでも楽に走ってもらおうと、私設エイドで配っていた氷をもらって差し出すも「いらない・・・」と受け取ってもらえず。それくらいの余裕のなさでした。

もうここら辺から全然ファンランではなくなります( ̄▽ ̄) Sさんの苦しい息づかいをBGMに、黙々と前へ進むのみ。

後半は暑さとの戦い!

61kmの佐太神社前のエイドで休憩。ここでもまたOさんに会います。まだまだ元気そうで安心しました。

相変わらずモグモグ食べて、給水も5~6杯たっぷり摂ります。

でもよく考えるとこの辺りから、前半ほどトイレに行きたくならない。それだけ暑さが厳しかったということなのでしょう。

67km花木公園花冠の里のエイドでAブロックスタートのTさんと会います。

Tさんはいつも元気。今回の大会でも走ることを楽しんでいるのが伝わってきました。

エイドでエールを交わして再出発!

自分のペースで走れないのがツラくなってくる

一直線の農道。直射日光を浴びながらのラン。先がすごく長く感じます

相変わらずSさんはものすごーくしんどそう。

日差しもキツくなるばかり。Sさんのペースがキロ6分半から7分・・・ドンドン落ちていきます。

私はゆっくり過ぎるペースが徐々にしんどくなってきて、「先に進んでは止まって待つ」を繰り返します。

まだまだ元気とはいえ70kmも走ると、私の足もそれなりに疲れていたのでしょう。

普段ならキロ7でもキロ8でもペースを合わせられると思うのですが、この辺りから自分のペースで走れないのがツラくなってきます

そんな私の様子を察知して、71kmでSさんが「先に行って」と言ってくれます。

苦しそうな人を置き去りにするのはものすごく心苦しい。

けど、このままでは2人とも共倒れになる可能性もあるから!と言ってもらい、先に1人で進むことにしました。

ここまで体力温存していた私は、Sさんとお別れ後は ほんの少しだけペースアップして走れました。残りの30kmは1人旅

「普段、週末走っている30km走じゃん!いつも通り頑張ろう!!」と、気合いを入れ直して走ります。

後半も足が攣ることなく快走できた

70km以降も とにかくエイドでは毎回しっかり給水。何かしらモグモグ食べます。

よくもまぁこれだけ食べたよね?ってくらい、今回のウルトラではたくさん食べたと思います。

相変わらず日差しが厳しく、ひたすら真っ直ぐな農道が続きます。歩いているランナーさんもたくさんいましたが、私はエイド以外では足を止めず淡々と走る

この辺りから何人ものランナーさんを抜いていきます。

初めてのウルトラ「しわいマラソン」では足が完全に攣ってしまい、後半苦しみながらのレースだったのですが、今回は幸いにも足が元気

足攣りランナーの私がこれだけの距離を走っても最後まで攣らなかったのはなぜか?

序盤からゆっくり走っていたから?レース2日前から芍薬甘草湯を飲んでいたから?

もし単独走でタイムを狙っていたら、オーバーペースで早々に足が攣っていた可能性も高いです。

メイタンが初めて効いた!

80kmくらいになると、さすがに疲れを感じてきます。

とはいえ、足は攣っていないし 体にも特に異変はありません(`・ω・´)キリッ

時計を見て12時間切りは難しいけど、なんとか12時間ちょっとではゴールできるかな?と、ここにきて初めてタイムを意識し始めます。

80kmの一畑電車湖遊館新駅前のエイドでポーチに入れていたメイタンを補給。このメイタンが想像以上に効いた!

今までフルマラソンでも何度も試したことがありますが、いつも効いたかどうかよく分からないメイタン。

今回は確実に効きました!めっちゃ元気出た!!

パワーアップしたところでエイドを出発!この後も 5kmごとのエイドは確実に立ち寄る予定で進みます。

85kmでもしっかり補給。

最後の最後まで給水はしっかり意識。最高気温29℃を乗り切るためには給水が大事!というのをずーっと思いながら走りました。

フォロワーさんが88km地点で応援してくれているというのを事前に聞いていたので、注意しながら進みます。

初対面でしたが何気にタイムを意識していたこともあり、ゆっくり立ち止まってお話もできず。ご挨拶のみ(_ _lll)スミマセン

応援ありがとうございました。

覆面姿の私、かなり怪しい~(;´∀`)

90kmのエイドを逃して自販機で緑茶を飲む

そろそろ90kmの給水ポイントのはず。だけど90km過ぎてもエイドがありません。

後になって知ったのですが、ちょっと奥まった場所にあったみたいで、気付かずスルーしてしまったようです。

フルもレース中は景色など、周りが見えないタイプの私は、エイドですら目に入らないのか?(笑)

90km地点のエイドを見付けられなかったので、仕方なく93kmくらいで見付けた自販機で緑茶500mlを買ってイッキ飲み。本当にこのレース中、よく飲んだなぁ。

今回のように、何かあった時のために小銭は持っておくべきですね。

緑茶だけに、これまたカフェインが効いたのか?めっちゃ元気になる!!

もう後は95kmのエイドに寄って、ひたすらゴールまで走るのみ。95km地点のエイドでの給水はコップ1杯だけに留めます。ここまでくると時間優先です。

時刻は17時13分(よく覚えてる!)。あと5kmあるから、さすがに12時間切りは難しそう・・・そんなことを考えながらゴールの出雲大社を目指します。

後半は信号待ちがたくさんあって、少しタイムロス。

横断歩道の手前に警備員さんが待機して、赤信号の場合は手を挙げて合図してくれます。これは本当に助かりました。

赤信号の合図が出たら手前から歩くようにします。信号で急停止しない方が、足にも身体にも優しい気がしたので。

終盤は少しタイムを意識していただけに、とにかく度重なる信号待ちがもどかしく感じました。なんだかんだタイムに貪欲な私?(*’▽’)

島根ワイナリーを通り過ぎて、ラスト1kmの看板は感慨深い

ご当地マンホールを見つけて記念にパチリ。最後まで割と余力があります。

やっとゴールだ~!という思いでラスト走るも、、、出雲大社の前で最後の信号待ち!

でもここは赤信号でよかったかも!?青ならゴールまで突っ走って写真撮れなかったと思います。

信号が青に変わったらゴールゲートまでダッシュです。ここをダッシュしたおかげで7位の人との差が6秒。6位を勝ち取ることができました。

無事に完走!6位の賞状と島根ワイン

何位まで入賞だったのかわかりませんが、6位入賞とのことで賞状と島根ワインを受け取ります。

ワインはだいこくさま仕様のボトル。甘口で飲みやすいテイストでした♡

表彰後は更衣室で着替えを済ませて会場に戻り、Sさんを待ちます。

「あの状態だったし」リタイヤしたのでは?という思いが強く、戻ってくる収容バスばかりを気にします(^_^;)でも一向に帰ってこない。

結果、Sさんも無事に制限時間内にゴール!!

71kmでお別れした後、吐き気や足攣りに悩まされ かなり過酷なレース展開になったみたいですが、持ち前のド根性で乗り切っての完走ですᶠⁱᴳʰᵀᵎᵎ ٩(,,•ω•,,)و⚑⁎∗

途中、置き去りにしてしまっただけに、走りながらもめちゃくちゃ気になっていました。

これでSさんがリタイヤしていたら、置いていったことに罪悪感を感じていたことでしょう。

2人ともちゃんと完走できて本当によかった~\(^o^)/

ゴール後の体調不良

走っているときはめちゃくちゃ元気だった私ですが、ゴール後しばらくして気持ち悪くなります

吐き気もあり、なんとなく熱中症っぽい症状です。

不思議なことに、走っている時は暑さによるダメージはなく、すごく元気だったんですよね。レース中は気が張っていたのでしょうか。

気持ち悪くなってからも、とにかく給水!と思ってたくさん飲むのですが、ますます気持ち悪くなる。結局、3回ほどリバースしました(;・∀・)

こういう時はガブ飲みではなく、少しずつ水分補給するのがいいみたいですね。救護の方に教わりました(;´∀`)

もちろん食欲もなく、この日は珍しくビールが飲めませんでした。胃腸が強いのが自慢だったけど、私の胃腸もそんなたいしたことないな(´―`)

まぁ、それくらい暑くて過酷なウルトラマラソンだったということでしょうか。

松江市のホテルへ戻るまでがウルトラ!

さて、ここからもウルトラマラソンは続きます。

なんとなく気持ち悪いまま 一畑電車に乗って松江市へ戻る試練が待っているのです。

この工程が思った以上にハード!そもそも1時間に1本しか電車が走っておらず、最終便も割と早め。

ゴール後、気持ち悪い状態が続いていたのもあって、会場でゆっくり休んでいました。でもそろそろ撤収しないと最終電車に間に合わない。

重い腰を上げて帰路に着きます。いやぁ、ホントこの後はしばらく吐き気との戦いでめちゃくちゃツラかった~。

なんなら100km走っている最中よりもゴール後の方がツラかった!

電車の乗車時間も1時間ちょっとと長く、駅を降りてからもホテルまでは1kmくらい歩かなくてはいけません。駅なのにタクシーもバスもない。

夜風に当たりながら歩いたおかげか?ホテルに戻ってくる頃には 気持ち悪さも少し軽減されました。

ほんのり食欲も出てきたのでコンビニでいろいろ買って、ホテルで提供してくれる夜泣き蕎麦を夕飯にいただきました。

一度食べ始めると、急に元気になってドンドン食べれたのはこれまた不思議

でもやっぱりビールは受け付けなかったから、この日の私はどうかしていましたね(・ω・)

翌日は朝ウォーク&観光を楽しむ

1時過ぎに就寝したにも関わらず、朝は5時過ぎに目覚めます。

足もさほどダメージがなく、せっかくなので松江市街を朝ウォーク。さすがに翌日は走れませんでした。

チェックアウトしてからは松江城周辺をのんびり観光して、島根ワイナリーに立ち寄り、地元広島に帰りました。

名物のしじみ汁がおいしかった~。エイドでも飲みたかったな。

この蕎麦がボリューム満点だった~。

えびすだいこく100kmマラソン振り返りまとめ

初めての100kmマラソン、無事に完走できて本当によかった\(^o^)/

今回の収穫は足が攣らなかったこと。過去のレースでことごとく足攣りに悩まされている私。

今回はもともとケガが治り切っていなくて、足の調子が万全ではないのもあり、足攣り覚悟で挑んだのですが・・・その気配もなく、最後まで元気に走り切ることができました

あと、序盤からゆっくり走ったことで 体力的にも最後まで余裕のある走りができました。気負いなく楽しく走れたことが良い結果に繋がったのではないかと思います。

とはいえ、最初からガチで走っていたらどれくらいのタイムで走れたのか!?

そこが気になって、来年もエントリーしようかな!?とひそかに企み中です。そんなこと言って意気込んで走ったら、足が攣ってしまうパターンが容易に目に浮かぶのですが( ̄▽ ̄)

ここ数年、中止になっているサロマ湖100km。来年は絶対に走りたいので、ちょうど1ヶ月前のロング練の位置付けになるといいな。

2019年のしわいマラソン88kmの時は大会後 1週間くらいまともに歩けなかったのですが、今回は完走した翌々日から普通にランできるくらいにダメージもなし

体調も翌日には完全復活!ちゃんとビールが飲めました”(*>∀<)o🍺

次の大会に活かしたいこと

今回のウルトラマラソンを終えて、次のレースに活かしたいことをまとめてみました。

レース2日前から芍薬甘草湯を1日3回飲む

今回足が攣らなかったのは、大会2日前から1日3回飲んだ芍薬甘草湯のおかげでもあるのかな?と思っています。

もちろんそれだけではないかもしれませんが・・・今までは前日の夜と当日の朝、レース途中にしか飲んでいなかったので。

2日前からの芍薬甘草湯は、今後のルーティーンにしようと思います。

序盤から飛ばさない

オーバーペースになり過ぎないというのも、足攣り防止に通ずるところかもしれません。

序盤に飛ばしすぎる癖があるので、いい加減直したい(;・∀・)

今回はのんびりランで足も体力も温存できて、最後まで安定した走りができました。

給水しすぎない(5~6杯は飲み過ぎ)

自分なりの熱中症対策で、エイドごとに水やスポドリをガブ飲みしていたのが ゴール後の吐き気に繋がったのかもしれません。

胃液が薄まって機能しなくなっていた可能性も!?

トイレも近くなるし、タイムを狙う大会では特にガブ飲み禁止ですね(^_^;)

とはいえ、水分不足になるのもこわいし、給水には敏感になります。

リュック背負って100km走るのはストレスですが、本当はフラスクやマイボトル持参で、小まめに少しずつ給水するのがいいのでしょうね。

小銭を持って走る

エイドに気付かず通り過ぎる人は私くらいかもしれませんが、ウルトラマラソンは長い道のり!途中で何があるか分かりません。

小銭はポーチに忍ばせておくのがベストです。

時計はオートポーズにしない

当たり前ですが時計はオートポーズにしないこと。

今回はCOROSに買い換えて間もないこともあり、設定や操作がよくわかっていなくてミスってしまいました。

次回からは事前に必ずOFFになっていることを確認します。(確認するときにONにしないように注意!笑)

ただ、エイドでどれだけ休んでいたのか把握したい人は 逆にオートポーズにすることをおすすめします。(そんな人はいない!?)

体が傷だらけ!対策は永遠の課題

普段の30km走やフルのレースでも毎回なのですが、Tシャツやスポブラで擦れてしまって体中が傷だらけになります。

いろんなタイプのスポブラを試していますが、どれも同じ。擦れて傷だらけ・・・

今回は距離も長かったので、本当にあちこちに傷ができてお風呂で沁みてツラかった~~~(;・∀・)

いつも違う箇所が擦れるから、テーピング等で対策するのも難しそう。

レース中の“傷対策”は永遠の課題です。何かいい対策案があれば教えてください。

こんな感じで次戦に向けての反省点や課題も見つかったので、またいろんなマラソン大会を楽しめるように 日々のランを頑張りたいと思います。

まずは直近の北海道マラソン♪旅行がてら、前後も含めて楽しみたいと思います\(^o^)/

POSTED COMMENT

  1. 麗行美徳 より:

    はじめまして。
    いつも楽しみに拝見させていただいてます。
    マラソンもブログ制作も、まだまだ駆け出しの私には、なづさんの記事は大変に刺激となり、役に立ちます。

    実は、私もこのレースに5人チームの1人として出場した地元民です。鹿島エイドから20km走ったんですが、暑かったですね~。秋冬のレースと違い、暑さとの闘いに打ちのめされた感じでした。レース後は地元団体からの応援要請で、84km地点で走路誘導のボランティアを、最終ランナー通過までやっていましたので、きっと通過されていたんでしょうね。特に印象深かったのは、記事にも書いてられましたが、うさぎの着ぐるみの方でした。空調服みたいに電動ファンが回っているのか?よく観察しましたが、何も仕掛けはありません。ガチの着ぐるみでした。ある意味で神です~。

    まだまだ駆け出しランナーですが、これからも情報と刺激をもらって頑張りたい、やっとサブ5の私(♂)です。

    最後にレース中の擦れ対策ですが、私はいつもワセリンを塗ります。皮膚どうしの摩擦部(主に股とか)なので、着衣の擦れに効果的かは分かりませんが、お試しあれ。

    • なづなこ より:

      麗行美徳さん
      ブログ読んでくださってありがとうございます。

      チームで参加されていたのですね♪チームのみなさん、盛り上がって楽しそうでした\(^o^)/鹿島エイドから20km!日陰もなく なかなかツライ区間でしたね。

      うさぎの着ぐるみの方は途中、抜いたり抜かされたり・・・でしたが、ずっとコツコツ歩みを止めず動き続けてらっしゃったのが印象深いです。あの暑さの中、すごいですよね。

      擦れ対策にワセリンを使ったことはあるのですが、着衣の擦れだからか?私には効果がなく(T_T)普段のロング走の練習でも毎回どこか擦れて痛くなるんですよね。何か良い策があるといいのですが・・・。

      同じ中国地方ということで、またどこかの大会でお会いできると嬉しいです。お互い頑張りましょう♪

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